精神科
(こころの診療科)
双極性障害
双極性障害は、躁状態とうつ状態を繰り返す病気です。躁状態とうつ状態は両極端な状態です。その極端な状態を行ったり来たりするのが双極性障害です。
統合失調症
100人に1人の割合で発症すると言われます。こころや考えがまとまりづらくなってしまう病気です。そのため気分や行動、人間関係などに影響が出てきます。症状が大きく分けて陽性症状と陰性症状があります。
認知症
認知症とは、誰もがなる可能性のある病気です。しかし、加齢による「もの忘れ」なのか、認知症という病気なのか、分からない方も多いでしょう。そこで、まずは認知症とは?について知ることから始めてみましょう。
パニック障害
突然、激しい不安に襲われ、胸がドキドキしたり、急に苦しくなったり、めまいがしたりする発作です。
強迫性障害
やめたい、意味がわからないとわかっていながら、ある考えがいつまでも頭から離れない、ある行動を繰り返さないと気が済まないなどがあります。
不眠
不眠には入眠障害・熟眠障害・中途覚醒・早朝覚醒などがあります。ひとくちに不眠といっても、症状によっていろいろなタイプがあります。
医療相談室
医療相談室では、患者さんやご家族の方から精神科の医療や福祉についてのいろいろな
相談をお受けしています。日々の暮らしの中で困っている問題について、お話を伺いながら一緒に考えさせていただき、患者さんやご家族の方が問題を解決できるように支援いたします。なかなか他人には聞きにくいことやちょっとしたことでも遠慮なくご相談ください。
患者さんやご家族の方に精神科医療や福祉について理解していただき、いろいろな制度を上手に活用していただけるようお手伝いができればと思っています。
こんな時にご相談ください
経済的なご相談
障害年金・生活保護・自立支援医療(医療費の助成)等の申請手続きについて。
病気や受診に関するご相談
「病気のことを周囲から理解されなくて悩んでいる」・「病識が無く、どのように受診に繋げたらいいのかわからない」・「転院したいがどうしたら良いか?」等。
生活上のご相談
対人関係について・施設入所、通所(障害福祉サービス・介護保険等)に関すること・就労にかんすること(病気をオープンorクローズにしながらの就職活動での留意点)・障害者手帳の申請に関すること等。
※当院に受診・入院している方、ご家族様(受診を検討されている方も含む)どなたでも無料でご利用いただけます。ご利用の際は、主治医・又は直接医療相談室(外来検査室となり)にご相談ください。状況により予約のみで後日のご相談となる場合もありますがご了承ください。
カウンセリング
カウンセリングとは「考えのクセ」を修正することを手助けする場になります。話を聞いてもらって安心したり、努力なしで「治してもらう」場ではありません。
例えるなら、登山ガイドとしての役割となります。登山するのは自分自身です。
ともにがんばりましょう。カウンセリングの適応については主治医にご相談ください。